神馬
Sacred horse
古来から馬は神の乗り物とされ神に「馬」を奉納する習わしがありました。厳島神社の入り口には馬小屋があり、造り物の白い馬が置かれています。30年ほど前までは本物の馬が入っていたそうです。不思議なことに、初めは茶色の馬が奉納されて神社で飼われているうち白くなったと言い伝えられています。昔は正月七日に神馬に御幣をつけて新年のあいさつに家々を廻ったそうです。今日の絵馬は神に馬を献上して祈願や感謝の意を表した名残だといわれています。